「本気で仕事を辞めたい」と思い始めてから、早いもので2年が経ちました。
この 2年間で資産は300万円ほど増え、退職までの最低目標である 1,800万円まで、あと少しというところまで来ています。
しかし、目標が近づくにつれて気づいたことがあります。
それは、「退職後の不安は、お金の心配だけではない」ということです。
SNSでは、
「孤独に耐えきれず結局再就職した」
「FIREしたけれど、こんなはずじゃなかった」
という声をよく目にします。
お金で不自由しなくても、心が満たされない。
そんな事態を防ぐために、私が今から実践している「お金以外の備え」と、具体的な解消法を公開します。
1. 社会的孤独を防ぐ「サードプレイス」の耕し方
退職後、真っ先に直面するのが「会社以外の居場所」の問題です。
私は 2年ほど前から、少しずつ準備を始めてきました。
それが、月1回教会で行われる「イングリッシュクラブ」への参加です。
実は、参加するまでには大きな葛藤がありました。
私の家のすぐそばには、ある宗教団体の支部があります。
そこを通るたびに「子育てサークル」と称して近づいてくる強引な勧誘に遭い、正直、宗教全般に対して強い嫌悪感を抱くようになっていたからです。
短大がキリスト教系だったこともあり、本来の雰囲気は知っていたはずなのですが、「あの近所の宗教みたいにしつこくされたらどうしよう」という不安が拭えませんでした。
しかし、思い切って飛び込んでみると、そこには純粋に英語を楽しみ、国籍や年代を問わず交流する温かいコミュニティがありました。
ちなみに、私は今に至るまで特定の宗教は持たない無宗教ですが、無理な勧誘もなく、一人の人間として受け入れてもらっています。
最近では「時間ができたら、もっと頻度の高い中級者クラスにもおいで。現在満席だけど、あなたのための席なら取っておくわ」と声をかけていただけるまでになりました。
退職後の「予約された席」があることは、大きな安心感に繋がっています。
ただし、その場所が永遠とは限りません。
常にアンテナを広げ、新しい場所に飛び込める柔軟な精神状態をキープすることもセットで大切にしています。
2. 家族との時間:不自由さの中にある「幸せ」
「家族がいるとFIREの邪魔になる」という極端な意見を耳にすることもあります。
確かに、自分1人であればもっと自由に、もっと早くリタイアできるかもしれません。
しかし、私は「少しの不自由」を抱えてでも、家族と過ごす幸せを選びたいと考えています。
幼児がいる生活では、必然的に規則正しい生活が求められます。
家族がいるからこそ、退職後も生活リズムが乱れることはありませんし、保護者同士の付き合いや学校行事があることで、最低限の身だしなみや社会性も保たれます。
適度な「制約」があるからこそ、メリハリのある豊かな毎日が送れるのだと感じています。
家族のために仕事を辞めるのではなく、家族と一緒に笑って過ごすために、今から生活の軸を整える。
この視点が、退職後の喪失感を防ぐ鍵になると信じています。

家族は、お金では買えないかけがえのない愛おしい存在です!
3. SNSの活用:「待つ」のではなく「自ら繋がる」習慣
ブログを始めた 1か月後、私は X(旧Twitter)を開設しました。
開始から 2か月弱ですが、すでに 550人を超えるフォロワー様と繋がることができています。
私が意識しているのは、「毎日最低5人を自分からフォローする」というルールです。
画面の前で待っているだけでは、誰とも関わることはできません。
1人で情報収集をしていると、どうしても知識が偏ってしまいます。
しかし、自分から積極的に動いて有識者の方々と交流することで、自分にはない視点や最新の情報に触れることができます。
この「自ら扉を開く習慣」は、退職後の社会との窓口として非常に重要です。
将来的には、少人数のオフ会なども開催し、オンラインの繋がりをリアルな交流に広げていくのが今の大きな目標です。

最低5人、とは言っておりますが、知れば知るほど興味深い方がたくさんいるので5人じゃ足りません(笑)
まとめ:資産形成と並行して「心のインフラ」を整える
退職後の不安を消すために必要なのは、貯金通帳の数字を増やすことだけではありません。
- 過去の嫌な経験に縛られず、新しい「サードプレイス」を探す
- 家族との繋がりを生活の「軸」として大切にする
- SNSを活用し、自分から社会に働きかけ続ける
資産 1,800万円という目標に向かって走りながら、同時に「辞めた後の自分」が笑って過ごせる居場所を、今から少しずつ耕していきます。
お金の準備と心の準備、その両輪が揃って初めて、本当の意味で後悔のないリタイアが実現するのだと思います。

