「新NISAは始めたけれど、個別株なんて絶対無理!」
そう言っていた投資嫌いの夫が家計での投資信託を許してくれたのが2年前。
今回、結婚4年目にしてついに「俺も個別株、始めたほうがいいかな?」と言い出しました。
あんなに頑なだった夫の心を動かしたのは、私の説得ではなく、日々の「楽しそうな姿」と「ちょっとしたお裾分け」でした。
今回は、夫に起きた新たな変化と、私が「あえて突き放した」理由についてお話しします。
投資嫌いの夫が家計での投資を許してくれた際の記事はこちら↓
投資嫌いの夫が結婚4年目で新NISAを開始!説得ゼロで意識を変えた「4つの出来事」 | 5年後に退職したい主婦 サイドFIREを目指す新NISA活用資産形成ブログ
1. 夫が「自分もやりたい」と言い出した3つの本音
突然の夫からの提案に私は「何言ってるの!?」と驚いてしまいました。
話を詳しく聞いてみると、夫の中には3つの心境の変化があったようです。
1 「勧められない」からこそ気になった
私が「3月は配当金が15万入る予定」「この優待が魅力的だから買っちゃった」と楽しそうに話していても、夫に自信の財産を使用しての投資を勧めることは一度もありませんでした。
それが逆に、夫にとっては「自分だけ置いていかれている感」や「そんなに良いものなのか?」という興味に繋がったようです。

「おいて行かれてる感」について言われたときは、「え、ごめん」と真顔に。
そんなつもりはなかった…><
2 ポイ活の挫折と「時間の壁」
以前、私が実践しているポイ活を紹介したことがありましたが、夫には合いませんでした。
理由は単純で「時間がないから」です。
私は育休中のため、子供たちの寝かしつけやお昼寝中に少し時間を確保できますが、仕事で帰りが遅い夫にはその余裕がありません。
「自由に使えるお金を増やすには、もう投資しかないのかも」と、自ら消去法で答えに辿り着いたようです。
3 「申し訳なさ」という愛情
配当金や売却益で私がご馳走したりお土産を買ってきたりすることに対し、「いつも自分ばかり恩恵を受けていて申し訳ない」という気持ちが芽生えたとのこと。
…いやいや、好きでやってるから気にしなくて良いぞ、夫…。
2. 夫の「好き」を刺激した、具体的すぎる2つの銘柄アドバイス
投資に興味を持ち始めた夫に、私は「生活が楽しくなる」具体的な銘柄の話をしました。
1 ココイチ大好き夫に刺さった「壱番屋(7630)」
夫は10年以上前にバイトをしていたこともあり、ココイチのカレーが大好き。
そんな彼に教えたのが、カレーチェーン最大手の「壱番屋」です。
株価の目安: 現在、1株900円前後。100株保有なら約9万円と、10万円以下で投資可能です。
優待内容: 年2回、飲食優待券(500円分〜)がもらえます「10万円以下でオーナー気分を味わえて、大好きなカレーがタダで食べられる」という事実は、夫にとって大きな衝撃だったようです。

「そういえばその優待券、バイトで見たことあるわ」と言ってました。
2 個人的最強、「クリエイト・レストランツ・HD(3387)」
さらに説得力を持たせたのが、私が保有している「クリレス」の活用術です。
「普段、一人5,000円以上する『きづなずし』の食べ放題なんて、家計からはなかなか行けないよね。でも、この優待があるからこそ、私たちはこんな高級ネタまで半額程度で楽しめているんだよ」 と説明しました。
また、家族全員が大好きな「角川食堂」もクリレスの優待が使えます。
何を食べても美味しいし、フェアがあるから飽きない。
そんな「家族の笑顔」の裏に優待があることを知り、夫の目つきが変わりました。
3. 「貯金だけ」が一番のリスク?20年後の1,000万円はいくらになるか
夫には、「インフレ」の話も詳しくしました。
最近の食品値上げを肌で感じている夫には、以下のシミュレーションが一番効いたようです。
【衝撃の計算】今の1,000万円、20年後の価値は?
もし今後、毎年2%の物価上昇(政府目標)が続いた場合、今の1,000万円は20年後に実質いくらの価値になるでしょうか。
- 計算結果:約673万円
つまり、銀行に預けっぱなしにしていると、数字は変わらなくても、買えるモノの量は現在の約3分の2にまで減ってしまうということです。
「持っているだけでお金が減っていく」という現実に、夫は真剣な表情で頷いていました。
「持っているだけでお金が減っていく」という現実に、夫は真剣な表情で頷いていました。
4. 配当金で描く「今」と「未来」のバランス
私は、入ってくる予定の配当金15万円のうち、約25%にあたる37,500円程度を「自分や家族の楽しみ」に充てています。
- 子供たちの好物である高級なスイーツ
- ちょっと贅沢な外食や、自分へのご褒美
「配当金があるからこそ、退職しても少しは収入が確保できるし、今を楽しめるお金も増えるんだよ」という私の言葉は、将来への不安と今の楽しみを両立させたい夫の心に深く刺さったようです。
5. 喜んで飛びつかない!私が「一線を引いた」3つの理由
夫が興味を持ってくれたのは最高に嬉しいこと。
ですが、私はあえて「もし興味があれば声をかけて。一緒に探すから」と一線を引いた態度を取りました。
- 夫の「全財産」を知らないリスク うちはお互いの全財産は開示していません。なので、夫の資産額は謎。もし30万円しか持っていないのに安易に株を勧め、買ってすぐに含み損を抱えたら「詰んで」しまいます。
- NISA枠の限界と税金の壁 今年の夫のNISA枠は、家計の資産運用ですでに使い切っています。今から個人で始めるなら、特定口座で20%の税金がかかる運用しかありません。
- 「投資嫌い」のリバウンドを避ける ようやく興味を持ってくれた段階で暴落に直面したら、また投資に後ろ向きになってしまいます。「どの優待が欲しいか」を自分で決めるレベルまで熱量が高まるのを待つのが正解だと判断しました。
6.まとめ:家族の投資は「放っておく」のが一番の近道
家族に投資を理解してほしい時、一番効果的なのは「自分が投資を全力で楽しんでいる姿を見せること」かもしれません。
どうせやるなら、楽しい方が良いですし!!
過度な期待は禁物ですが、夫が自ら動き出すまで、私は横で見守り続けようと思います。
もし夫が「初購入」に至ったら、またブログで報告しますね!

