「この金額が貯まったら、会社を辞めてもいい?」
勇気を出して夫に相談したところ、返ってきたのはまさかの「OK」。
資産形成を始めてからずっと、「5年後に退職すること」を目標にブログを書いてきました。
現在、私がリタイアの目安としている目標額は1,800万円です。
なぜ1,800万円なのか。
それは、その気になったら新NISAの生涯投資枠を完全に埋めきることができる金額だからです。
先日、夫と投資の話になった際、この数字をベースに「もしこれが貯まったら……」と切り出してみました。
結果、具体的なシミュレーションを見せることで、夫から正式に(!)早期退職の許可を貰うことができたのです。
本日は、具体的にどんな話をしたのか、大きく2点の項目についてお話します!
1.「住居費」という最大の不安をどう解消するか
リタイアを考える上で避けて通れないのが固定費、特に「家賃」の問題です。
現在の家賃は毎月70,500円(年間84万6,000円)。
これを1,800万円の資産だけでどこまで賄えるか計算しました。
資産寿命のシミュレーション(年利5%運用の場合)
- 単純に切り崩した場合: 約21年で底をつく
- 年利5%で運用しながら切り崩した場合: 約44年10ヶ月(約45年)持続可能
ただ貯金を切り崩すだけでは50代で資金が尽きてしまいますが、資産を働かせながら取り崩せば、45年近く持たせることができます。
45年後、夫は80歳を超えています。
その頃には受給が始まっている年金で生活をカバーできるため、住居費に関する経済的リスクは非常に低いことを説明しました。
2.30年後の未来を創る「新NISA」の爆発力
次に、この1,800万円を「新NISA」でフル活用した場合の将来予測を提示しました。
プランとしては、日本株に1,200万円、投資信託(オルカン)に600万円を投資する想定です。
【パターンA:資産最大化シミュレーション】
配当をすべて再投資に回し、複利の効果を最大限に引き出した場合の結果です。
| 項目 | 当初投資額 | 30年後の評価額(推定) | 30年後の年間配当金 |
| 日本株(増配・再投資あり) | 1,200万円 | 約 8,800万円 | 約 350万円 |
| 投資信託(オルカン・年利5%) | 600万円 | 約 2,600万円 | (含み益として成長) |
| 合計 | 1,800万円 | 約 1億1,400万円 | 毎月 約29万円 |
なんと、1,800万円が1億円を突破するという結果に!

これには夫も驚いていました!
【パターンB:生活のゆとりシミュレーション】
日本株の配当(年利4%・増配率3%想定)を受け取り、配当金の半額を生活費に充てる現実的なプランです。
| 項目 | 当初投資額 | 30年後の評価額 | 30年後の年間配当金 |
| 日本株(受取型) | 1,200万円 | 約 5,600万円 | 約 115万円 |
| 投資信託(オルカン) | 600万円 | 約 2,600万円 | (再投資により成長) |
| 合計 | 1,800万円 | 約 8,200万円 | 毎月 約9.5万円 |
「1億円を目指す攻め」と、「資産寿命を延ばす守り」。
この両方の可能性を数値で見せたことで、ただ「仕事を辞めたい」という感情的な訴えではなく、ロジカルな「人生設計」として夫に届いたのだと思います。

「今も未来も楽しみたい」という方針の私にとっては、パターンBの方が現実的です。
配当金が毎月10万もらえたら、年金の足しには十分だと感じました♪
3.「家計は別で貯めてある」夫の力強い言葉
もちろん、家賃を払いながら同時に資産を1億円に増やすことは物理的に不可能です。
しかし、どちらのパターンに転んでも「生活が破綻することはない」という確信が持てました。
この結果を夫に伝えたところ、夫から返ってきた言葉がこれでした。
「家計(教育費や老後資金)は別で貯めてあるし、これ(1,800万円)だけあれば十分だよ」
この言葉で、私の1,800万円は「家族を支えるお金」というプレッシャーから、「私が自由を選択するためのお金」へと変わりました。
これからのステップ
目標の退職時期は2030年7月ですが、資産形成のスピードによっては、もっと早くその時が来るかもしれません。
たとえ退職しても、私はずっと家にいるつもりはなく、無理のない範囲で働いて社会との繋がりを持ちたいと考えています。
その「少しの労働収入」があれば、さらに家計は楽になります。
「どちらの未来も選べる」という自由。
これこそが、私が求めていた資産形成のゴールです。
理想の未来に向かって、楽しみながら一歩ずつ進んでいきます。

