日経平均が年初来高値を更新するような上昇相場が続くと、「今さら買っても高値掴みになるのでは?」と足が止まってしまいがちですよね。
「目をつけていた銘柄がどんどん上がって、買い時を逃してしまった」
「暴落が怖くて、キャッシュ比率ばかり高まっている」
そんな「株が高値で買えない」という悩み、実は資産形成のステージを一段上げる絶好のチャンスです。
私は「5年後の退職」を見据え、この上昇相場を逆手に取ってポートフォリオの大改革を行いました。
今回は、株高局面だからこそやるべき「攻めの準備」と、私が高値圏でも勇気を出して購入した銘柄の運用状況を公開します。
1. 「高値で買えない」時期こそ、投資スタイルの再定義を
株価が安定している時は、今の手法を疑わないものです。
しかし、買えない時期こそ「自分は退職までに何を得たいのか」を再確認する時間に使えます。
私の場合、これまでは「自己資本比率が高く、倒産しにくい会社」を重視していました。しかし、退職後の生活(キャッシュフロー)を考えると、それだけでは不十分です。
そこで、現在は「企業自らが配当を増やし続けてくれる=累進配当」を採用している銘柄に重きを置くスタイルへシフトしました。
方針変更をする良い機会になったと感じています。

退職後に入金力が落ちるのは目に見えておりますので、
対策の必要性を感じました。
2. 既存ポートフォリオの「断捨離」と入れ替え
株価が高い時期は、含み益が出ている銘柄も多いはずです。
このタイミングで、新方針に合わない銘柄を整理し、より強固な布陣へ組み替えましょう。
私はAIの客観的なアドバイスも参考にしつつ、以下の3銘柄を入れ替え候補としました。
売却・入れ替えを検討している理由
- はせがわ(8230): 業界ナンバーワンの売上で安心感はありますが、人口減少社会において将来的な需要減が予想されます。配当は安定していますが「増加」は見込みにくいため、累進配当株へ入れ替えます。
- 日本製鉄(5401): 業界最大手ですが、USスチールの買収により今後の業績推移が不透明になりました。還元姿勢は積極的ですが、業績連動型のため、私が求める「安定した受取配当」という目的から外れます。
- 商船三井(9104): 海運株特有のボラティリティ(変動)が大きく、退職後のメインにするにはリスクが高いです。現在2単元保有していますが、1単元に減らし、その分を安定株に回す予定です。
3. 次に狙う「鉄板」の2銘柄とその理由
高値圏でも、調整が入ればすぐに拾いたいと考えているのがジョイフル本田とヒューリックです。
① ジョイフル本田(3191)
実家の側にある店舗へ行くたびに、その活気に圧倒されます。
- 現場の強み: 広い売り場と多種多様な品揃え、そして木材を切ってくれるような「痒い所に手が届くサービス」が魅力です。
- 時代背景: 賃金の実質的な目減りが叫ばれる中、節約を兼ねた「DIY」需要は今後も収益増に繋がりやすいと考えます。
- 財務と優待: 自己資本比率が高く、長期保有優遇制度があるため、腰を据えて持ち続けられます。
② ヒューリック(3003)
- 立地の優位性: 都心の一等地に不動産を持っており、少子高齢化が進んでも需要がなくなることはないと考えます。
- 株主還元: カタログギフトの優待が非常に魅力的で、配当と合わせた総合利回りは非常に優秀です。
4. 納得感があるなら「高値」でも勇気を持って買う
分析の結果、将来の自分を助けてくれると確信したなら、年初来高値付近でも「買い」です。私は今年に入り、以下の銘柄を実際に購入しました。
【公開】2026年に私が購入した銘柄と損益状況
| 銘柄名 | 取得額 | 目的 | 現在の損益 |
| KDDI | 269,000円 | 優待・累進配当 | △1,900円 |
| リコーリース | 590,000円 | 優待・累進配当 | +51,000円 |
| 大日本塗料 | 149,000円 | 優待・累進配当 | +400円 |
| ブリヂストン | 358,500円 | 累進配当 | +21,100円 |
| サンリオ | 520,000円 | 累進・成長期待 | +52,600円 |
| 任天堂 | 257,700円 | 累進・成長期待 | +12,150円 |
短期的には含み損が出ることもありますが、累進配当という「裏付け」がある銘柄は、精神的な安定感が違います。

高値だと思っても、まだまだ上がる銘柄ばかりでした。
6社中4社がプラス、135,350円の評価益です。
結論:高値圏は「選別の精度」を上げる期間
「株が高値で買えない」と嘆く時間はもったいないです。
投資の目的は「今の安値で買うこと」ではなく「将来の自分を豊かにすること」。
高値掴みを恐れすぎず、勇気を持って「未来への切符」を買える準備を整えておきましょう。
自分で納得できるくらい調べ尽くして、それでも買いたいと思うならきっとあなたの味方になってくれることでしょう!!

