投資を始めると必ず直面するのが、
「インデックス VS 高配当株 VS 優待株」の三すくみ問題。
どれも魅力的なメリットがあって、「結局、どれをどのバランスで買えばいいの?」
と迷ってしまいますよね。
実は、私もいまだにそのバランスには頭を悩ませています。
投資本を開けば「これが正解!」という理論はたくさん出てきます。
でも、投資は長く続けることが一番大切。
理論上の正解よりも、「自分の性格に合っていて、ストレスなく続けられるか」
の方がずっと重要です。
そこで今回は、あえてメリットではなく「デメリット」に注目して、
3つの投資手法を比較してみたいと思います。

どのデメリットなら許容できるか?
という視点で、自分にぴったりのスタイルを見つけてみましょう!
1. インデックス投資:効率は最強、でも「心」が置いてけぼり?
「投資信託を毎月積み立てるだけ」という王道のスタイルですが、意外な落とし穴があります。
1 1番の難所は「出口戦略」
将来、貯まった資産をいつ、いくらずつ取り崩すのか。
これが意外と精神的な負担になります。
株価が暴落している時期でも、心を鬼にして取り崩せるか?
正解がない中で「資産を減らしていく作業」は、想像以上に勇気がいるものです。
2 とにかく退屈!「投資のワクワク」がゼロ
淡々と自動で買い付けるだけなのでマネーゲームのような刺激を求める人には物足りません。
「今日は増えたかな?減ったかな?」と相場を楽しむのが好きな人にとって、
インデックスはあまりに静かすぎて、つい余計な売買をしたくなる誘惑に駆られます。

正直、私はここがしんどいです…
3「今」使えるお金が増える実感がわかない
高配当株のような入金や、優待品のようなプレゼントはありません。
画面上の数字は増えても、売却しない限り財布の中身は変わらないため、
「将来のために今を犠牲にしている感」が強くなりがちです。
2. 高配当株投資:現金は嬉しいけれど、選定眼が試される
チャリンと入ってくる配当金は最高に魅力的ですが、その裏にはリスクも潜んでいます。
1「罠銘柄」を掴む恐怖との戦い
「配当利回りが高い」という理由だけで飛びつくのは危険です。
なぜ高いのか?無理して出していないか?など、総合的な分析が必要になります。
適当に選ぶと、とんでもないババを引いてしまう可能性があるのが怖いところです。
2 減配・無配のショックが大きすぎる
企業の業績が悪化すれば、配当が減ったりなくなったりします。
私も以前、商船三井を勢いで買った数ヶ月後に減配の報告があり、
膝から崩れ落ちそうになりました(笑)。
特に生活費を配当に頼っている場合、心の安定まで損なわれてしまいます。
3 資産の「爆発力」はインデックスに劣る
S&P500のリターン(年平均約10%)を超える高配当株を探し続けるのは至難の業。
配当だけに目を奪われて、株価そのものが下落してしまえば、
トータルではマイナスという「本末転倒」な事態も起こりえます。
3. 優待株投資:楽しみは多いけれど、効率と廃止リスクが壁
届くと嬉しい株主優待。でも、「おまけ」目当てが裏目に出ることもあります。
1 「優待廃止」という突然の別れ
最近は「株主への平等な利益還元」を理由に、優待を廃止する企業が増えています。
悪い意味で最近話題になった㈱REVOLUTIONの優待廃止もその一例ですね。

年間12万円のクオペイを出すといいながら、一度も出さずに
優待廃止されてましたね…
優待廃止は、減配よりも「経営の合理化」として説明がつきやすいため、企業側が踏み切りやすいというリスクがあります。
2 使いこなせず、「宝の持ち腐れ」になる
使用条件や期限を把握していないと、せっかくの優待券も紙屑に。
「わざわざ優待を使うために余計な出費をする」なんて本末転倒なことが起きがちなのも、
優待株あるあるです。
3 資産形成の効率としては「超スローペース」
優待を含めたトータルの利回りが良くても、複利の効果を最大化しにくいのが難点。
最短ルートで資産を爆速で増やしたい人にとっては、まどろっこしく感じてしまうでしょう。
あなたはどの「嫌」を避けたいですか?
3つのデメリットをまとめてみましたが、いかがでしたか?
「退屈なのは絶対に嫌!楽しみが欲しい」という人は
高配当や優待が続けやすいかもしれませんし、
「銘柄選定に悩むのが一番のストレス」という人はインデックス一択かもしれません。
- 数字が動かない退屈さが嫌か?
- 自分の判断で資産を切り崩すのが嫌か?
- 買った株が突然裏切る(減配・廃止)のが嫌か?
メリットばかりに目を向けると「あれもこれも」と欲張って投資の軸がブレてしまいます。
でも、こうして「このデメリットだけは耐えられない!」
というポイントをはっきりさせることで、自分に最適な投資の比率が見えてくるはずです。
投資は、勝つことよりも「退場しないこと」が何より大切。
デメリットと上手にお付き合いしながら、自分らしい投資スタイルで資産形成を楽しんでいきましょう!

