【実体験】学資保険vs新NISA、教育資金はどっちが正解?我が家が選んだ子どもの将来を育てる方法は…

家計とマネープラン

先日、X(旧Twitter)でこんな投稿を目にしました。

安心感重視の『学資保険』か効率重視の『投資(新NISAなど)』、子どもの将来のために、あえて「どちらか片方だけ」にお金をかけるなら、結局どちらが正解なのか?

資産形成や早期退職に興味がある親世代にとって、これは永遠のテーマですよね。

今回は、2人の子どもを育てる我が家が、なぜ「効率」よりも「安心」を選んだのか、その理由と本音を綴ります。

1. 我が家の現況:投資全盛期にあえて「学資保険」を選んだきっかけ

我が家には2人の子どもがいますが、結論から言うと「学資保険」に加入しています。

①先輩パパの言葉への共感

 1人目の妊娠中、職場の先輩パパから聞いた「児童手当で賄える分だけ学資保険に入れて、着実に増やす」という運用方法に深く共感したのが始まりでした。

②「投資で学費」という発想との出会い

2人目が産まれ、学資保険の追加契約をしていた時のことです。

担当のおばあちゃんスタッフが、ポツリと漏らした言葉が印象的でした。

「娘の夫が銀行員なんですが、『子供の学費は投資で賄う』と言っていて……。親としては少し不安なんです」

当時は「銀行員が言うならそれが最先端なのか?」と驚くと同時に、私自身も「大切な学費を相場に委ねる怖さ」を感じました。

しかし、ちょうど下の子が生まれたタイミングで私自身も高配当株投資をスタート。

投資の魅力も理解し始めたことで、「投資派」の意見も無視できなくなり、徹底的に比較してみることにしたのです。

2. 【徹底比較】学資保険 vs 投資、それぞれの正義

① 学資保険派:絶対に減らせないお金を守る「鉄壁の防御」

 学資保険の最大の強みは、教育資金という「出口が決まっているお金」に対する守りの固さです。

  • 強制貯蓄と確定した受取額 毎月自動で引き落とされるため、貯金が苦手な人でも確実に積み立てられます。また、受取額が契約時に決まっているため、10年、15年先の資金計画が立てやすいのが魅力です。

  • 「払込免除特約」という最強の武器 もし親(契約者)に万が一のことがあった場合、以降の保険料は免除され、お祝い金や満期金は予定通り受け取れます。これは投資には真似できない、生命保険ならではのリスクヘッジです。

  • 心理的な安定感 円建ての場合、返戻率は105%〜110%程度が限界ですが、元本割れのリスクは極めて低いです。「暴落で大学費用が足りなくなるかも」というストレスから解放される価値は低くありません。

② 投資派:インフレに打ち勝つ「圧倒的な効率」

 新NISAの普及により、教育資金を全世界株式(オルカン)や米国株式(S&P500)で準備する層が急増しています。

  • 高い期待リターンとインフレ対策 15年〜18年の長期運用なら、学資保険を大きく上回るリターンが期待できます。将来、大学の授業料が高騰(インフレ)した際、それに対抗できる唯一の手段とも言えます。

  • 資金の流動性と柔軟性 学資保険は途中解約で元本割れするリスクがありますが、投資信託なら必要な時に、必要な分だけ売却できます。中学・高校で急に塾代が必要になった際などの軌道修正が容易です。

  • 新NISAの非課税メリット 運用益に税金がかからない新NISAを活用すれば、利回りを最大化できます。

まとめると、こんな感じです!!

比較項目学資保険投資(新NISAなど)
主な目的着実な貯蓄 + 親の保障資産の最大化 + インフレ対策
期待リターン低め(返戻率105〜110%程度)高め(年利3〜7%などの期待値)
資金の確実性極めて高い(受取額が確定)変動あり(元本割れのリスクも)
万が一の保障あり(払込免除特約)なし(その時の運用残高のみ)
引き出しやすさ低い(中途解約は元本割れリスク)高い(必要な分だけいつでも売却可)
インフレ対応弱い(受け取る金額が固定)強い(物価上昇に追随しやすい)
向いている人リスクを避け、着実に準備したい人運用期間が長く、効率を重視する人

3. 我が家が下した決断:なぜ「学資保険」を継続するのか

両方のメリット・デメリットを天秤にかけた結果、我が家は「学資保険の継続」を選びました。

理由は至ってシンプルです。 「学費が必要なタイミングで暴落が起き、子どもの進路を狭めてしまうリスク」を、私たちが許容できなかったからです。

 高配当株投資を自分で行っているからこそ、相場の不確実性は身に染みています。

教育資金の「コア(核)」となる部分は、あえて効率を捨ててでも、確実性を担保したいと考えました。

また、親の死亡保障がついている点も、家族を守る上での大きな安心材料となっています。

4. これからの戦略:子ども用NISAとの「いいとこ取り」

 とはいえ、投資の効率性を完全に捨てるのももったいないですよね。

執筆時現在、子ども用の新NISA(未成年者への制度拡充)の議論も進んでいます。

もし導入されれば、以下のハイブリッド運用を検討しています。

  1. 学資保険:最低限必要な入学金や授業料を「確実に」確保する
  2. 新NISA:留学費用や一人暮らしの仕送りなど、プラスアルファの資金を「攻めに」運用する

 「全か無か」ではなく、それぞれの強みを活かした使い分けが、私たち世代には合っているのかもしれません。

まとめ:正解は「親の性格」と「リスク許容度」にある

 学資保険も投資も、どちらも優れた手段です。

  • 一円も減らしたくない、万が一の保障が欲しいなら「学資保険」
  • インフレに備え、効率よく増やしたいなら「投資(新NISA)」

大切なのは、周りの意見に流されず、自分たちが「夜、ぐっすり眠れる方はどちらか」で選ぶことではないでしょうか。

我が家のこの決断が、同じように悩むパパ・ママの参考になれば幸いです。

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