【実数値で検証】配当金の25%を贅沢に使うと将来いくら減る?30年後の資産額と受取配当金をシミュレーション!

資産形成軸+マインド

前回の記事はこちら↓

配当金の25%を「贅沢」に使う理由。10年越しの夢と家族の笑顔
配当金を全額再投資せず「あえて25%使う」ルールの全貌を公開!10年越しに買ったアラジンのトースターや、両親へのロブション招待など、資産形成を楽しみながら続けるコツを紹介します。お金を使う練習、今から始めてみませんか?

 前回の記事で、私は「配当金の25%をあえて贅沢に使う」というマイルールをご紹介しました。

10年越しに手に入れたアラジンのトースターや、家族でのパン屋さんの爆買い。

これらは私にとって、数字以上の価値がある「投資」です。

 しかし、効率を重視する投資家の方からは「再投資に回さない分の機会損失がもったいない」「複利の効果が薄れるのでは?」という声も聞こえてきそうです。

 そこで今回は、私の実際の投資額 10,600,000円と、リアルな配当利回りを用いて、30年先までの資産推移を徹底シミュレーションしました。

 増配率3%と5%、それぞれのパターンで「25%を使い続けた結果」はどうなるのか?

将来の資産と「もらえる配当金」のリアルな差を公開します。

1. シミュレーションの前提条件:私の「リアルな数字」

 一般的なシミュレーションではなく、現在私が運用している日本株ポートフォリオの数値をベースにします。

  • 現在の投資元本: 10,600,000円
  • 初期配当金: 400,000円(利回り 3.77%)
  • 再投資先の利回り: 3.5%(安定した高配当株を買い増すと仮定)
  • 比較パターン:
    • パターンA: 増配率 3%(保守的・着実な増益)
    • パターンB: 増配率 5%(積極的・累進配当などを意識)

税金や追加入金は考慮せず、配当再投資の効果のみを可視化します。

2. 【資産額の比較】30年後の「格差」を可視化

 配当金を100%再投資する「ストイック派」と、25%を贅沢に使い、残り75%を再投資する「バランス派(私)」で、資産合計(元本+配当累計)を比較しました。

【増配率 3%】の場合:資産合計の推移

経過年数①100%再投資②25%贅沢+75%再投資その差(機会損失)
5年後1,291万円1,268万円23万円
10年後1,605万円1,539万円66万円
20年後2,596万円2,354万円242万円
30年後4,394万円3,724万円670万円

【増配率 5%】の場合:資産合計の推移

経過年数①100%再投資②25%贅沢+75%再投資その差(機会損失)
5年後1,311万円1,283万円28万円
10年後1,714万円1,623万円91万円
20年後3,425万円3,000万円425万円
30年後7,975万円6,451万円1,524万円

3. 【受取配当金の比較】老後の「キャッシュフロー」はどう変わる?

 次に、将来もらえる「毎年の配当金額」の変化を見てみましょう。

退職後の生活を支えるのは、資産額よりも「入ってくる現金」です。

私の持っている銘柄は累進配当銘柄が多いので、今回は増配率5%パターンの場合で計算してみます。

年間の受取配当金額(月換算)の推移

 増配率 5%パターン

経過年数①100%再投資(月額)②25%贅沢(月額)将来の月収差
5年後62万円(5.1万円)60万円(5.0万円)0.1万円
10年後98万円(8.1万円)91万円(7.5万円)0.6万円
20年後258万円(21.5万円)221万円(18.4万円)3.1万円
30年後728万円(60.6万円)570万円(47.5万円)13.1万円

 30年後、25%を使い続けても 年間 570万円(月額 47.5万円) もの配当が受け取れる計算です。

全額再投資の月 60万円は驚異的ですが、月 47万円あれば、老後の豊かさとしては十分すぎるのではないでしょうか?

4. 贅沢活用リスト:配当金が運んでくれる「プライスレス」な体験案

 「25%使う」ことで、具体的にどんな人生の彩りが手に入るのか。

今回のシミュレーションから算出される「贅沢予算」に基づいた活用リストをご提案します。

初期(年間 10万円〜):日常に小さな幸せを

  • 「値段を見ない」お買い物: パン屋さんの爆買い、成城石井でのちょっと良い調味料。
  • 憧れの調理家電: アラジンのトースターのように、毎日使うものをアップデート。
  • 自分へのご褒美: 育児の合間のスイーツや、頑張った日のオンラインくじ。

中期(年間 25万円〜):家族の思い出を深める

  • 数年おきの国内旅行: 配当金だけで宿泊費を賄い、少しランクの高い宿へ。
  • 子供の体験: 習い事の特別な道具や、季節ごとのイベント費用。
  • 親孝行: 両親の還暦や記念日に、三ツ星レストラン(ロブションなど)への招待。

後期(年間 100万円〜):人生の質を底上げする

  • 海外旅行・長期休暇: 「配当金だけで行く」という安心感とともに。
  • 住まいの充実: インテリアの買い替えや、より快適な生活環境への投資。

私は、一度でいいからクルーズ船に乗ってみたいです…!

5. 考察:将来の 1,500万円 vs 今の「25%」

 30年後の差額は、最大で約 1,500万円。

これを「損」と呼ぶ人もいるでしょう。

しかし、私はこう考えます。

  • 「今」しかできない投資: 30年後、私は60代半ば。子供たちは独立し、両親はこの世にいないかもしれません。その時に 1,500万円多く持っていることよりも、「子供が小さかったあの時期に、配当金でたくさん思い出を作った」という記憶の方が、私にとっては価値のある「資産」になります。
  • お金を使う「練習」: 資産が 6,000万円を超えてから急にお金を使おうとしても、使い方が分からず、ただ数字を眺めるだけの人生になってしまうのが一番の恐怖です。

お金はまた稼げばいいですが、時間は巻き戻せないですからね

6. まとめ:納得感のある「自分だけの黄金比」を見つけよう

 今回の検証で分かったことは、「配当金の25%を贅沢に使っても、30年後の資産形成は十分に成功する」という希望ある結果でした。

最短・最速で資産を増やしたいなら 100%再投資が正解です。

インフレについても考慮する必要があるでしょう。

しかし、投資は人生を豊かにするための手段にすぎません。

  • 将来の安心のために、75%を未来へ。
  • 今の笑顔のために、25%を今日へ。

皆さんはこのシミュレーション結果を見て、どう感じましたか?

ぜひ、自分にとって心地よいバランスを探してみてください。

タイトルとURLをコピーしました